作業日誌 5月9日

天候 曇り のち 雨  気温 15.9℃~21.9℃

 

・ブルーベリー サッカー切除

・農園 野菜くず捨て 水取り替え 他 整園

・農園 トイレ清掃

 

今日はブルーベリーのサッカーの切除作業を担当しました。

サッカー切除-2

サッカー切除.jpg

木が休眠する冬の時期以外、健丈なブルーベリーは常に成長し続けます。

ブルーベリーの特徴として、株元のクラウンから地下へ潜って

離れた所へ沢山の新梢(サッカー)を出すという性質があります。

それは、木に勢いがあるという証拠なのですが、

放っておけば、このサッカーはどんどん伸びて、太くなり、

本来の株元から出る梢(シュート)に、やがては手を入れる事、近付く事さえ出来なくなってしまいます。

そこで、定期的に手間をかけてやる必要が出て来ます。

サッカー切除-4

地下部ではこのように、幾本もの枝が交差し絡み合い、中には画像にあるように

かなり太く成長しているものも少なくありません。

そこからさらに根を張り、新梢を出しと、

想像すると、その生命力、たくましさに驚かされます。

 

私たちは農家ですので、これに感嘆してばかりは居れません。

私たちには、より充実した沢山の果実を効率良く収穫し、皆さんにお届けするという命題があります。

 

ブルーベリーのサッカー切除

ブルーベリーのサッカー切除-2

 

終日しゃがみ放しの、足腰に負担の来る、見た目以上にきつい作業で、

前職で患った、股関節、腰が時折悲鳴を上げながらの作業となりますが、

前回、そして今日と、思いの外、作業は捗りました。

二日で一列、一連の作業を終える事が出来ました。

何故だろう?

不思議に思うと、実は先日、一番東側のティフブルーの列の手入れをしたのですが、

そこは、それまで一度も手を入れられていなかった所なのでありました。

そちらの方では、一列の作業を終えるのに、四日もかかりました。

それに比べて、今日作業した場所は、

昨年、念入りに手を入れておいた所です。

頑張りや、勘所を捕えての技術の上達もありますが、

なるほどと思った次第です。

サッカー切除-3

加えて、今回は

あまり作業に執着せず、ほどほどにを心がけました。

念入りで、専心する仕事は、更なる熱意と探究心を呼び覚まし、

自身の心に歓喜と、誇りと充足を導き、

いずれは人々の心にも感動を与する様な結果を期待も出来ますが、

広大な自然、広い畑においては、

それはともすれば、ひとりよがりとなる可能性もあります。

 

このような問答の中で、

技術というものは磨かれ、収斂されて行くものと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

作業日誌 5月6日

曇り のち 雨 、 気温15.3℃~22.0℃

 

・農業体験農園 旬感倶楽部 春 第5回講習会 初日

・ナスの支柱立て、仕立て

・バジルの苗植え

・赤シソの苗植え

・梅の実拾い

 

ナス・支柱立て-4

ナス・支柱立て-3

 

今日はナスの支柱立てと仕立てを担当させてもらった。

常にいい仕事を。

どんな状況にあろうとも、

淡々と、当たり前の事をし続ける。

仕事の中で、誠意を尽くす。

そんな当たり前の事を繰り返す事が、

結果として結実し、

やがては小さな垣根を越えて、より大きな信頼につながると、

私は信じている。

 

梅の実拾いでは、

新人のKさんが頑張ってくれた。

梅の実は、ついこの前に拾ったばかりだが、

先日の大風で

また、沢山の梅の実が落ちた。

でもこうして骨を折り、地道に繰り返す事で

畑の清浄は、ようやく保たれる。

知識のみで

決して野菜は収穫できない。

野菜は足音で育てろ。

園主の教えだ。

 

作業日誌 2月28日

晴れ。   気温 2.7℃~10.9℃

若干、寒が戻った感じ。

・区画割りの紐作り

区画ひも作り-3 区画ひも作り

区画ひも作り-2 区画ひも作り-4

見た目以上に、とても根気の要る作業。

バリの出ない様、そして強度、尺、印の位置の正確さ、

二人がかりでも

二時間で15本ほどの仕上がり。

S君にはホワイトマーカーを担当してもらったが、

彼の集中が途切れないか心配だった。

自分が頑張るだけなら簡単。

共に作業を進めるという中で、

一定の品質とスピードを保つという

勘所を学ぶ機会となった。

園主から、

作業時間、作業工程について厳しい指摘があったが、

正当性の主張などせず、口論とはせず、

「品質を見て下さい。五年は持ちます。」と、

半ば、誇張も含めての説得で

何とかその場を治め、納得してもらった。

作業後は、

今日の仕事は地味だけれども、

これが無ければ、農園で皆が困る大切なものだ。

よくやったよなあ、

自分を褒めてやれと

S君を励ました。

お疲れ様でした。

有難う。

作業日誌 2月21日

晴れ。    -1℃~9℃

風もなく、穏やかな一日。 朝や夕方以降はまだまだ寒い。

 

 

・石灰散布

ph調整  (放っておくと雨で土壌は次第に酸性へ傾く)

いよいよ春の作付けの本格的な準備。

井口農園で使っているのは、化成系石灰、苦土石灰等。

これと、有機である所の堆肥があいまって、長年の間、

井口農園では、理想の土壌を保ち続けて来た。

 

石灰2石灰

 

石灰を施用後、一週間~二週間、畑を空けてから種まき、植え付けというのが一般的で教科書的な理解だが、

実際の現場においては、様々な状況も想定され、

必ずしもこれにこだわり過ぎる必要はないというのが、

園主のそばで見、教わって来た私の思う所であります。

 

・午後 トラクターがけ

 

・土の盛り直し

土の盛り直し

柿の木の間の

山になった土を

農園区画の低所へ盛り直し。

雨天時、水溜りとなる区画を

極力減らす為の保全策。

 

・穴埋め、風除・砂塵除けパネル設置、チッパー掛け

砂塵除け

仕上げは園主。

今年は更に丁寧な仕上がり。

 

 

 

・柿の木の粗皮削り

柿・粗皮削り

 

ようやくメインの出荷用の柿の木の削りが終わった。

今年は園主が余裕をもって時間をみて下さった為、

お陰様で最後まで

しっかりと手を入れる事が出来た。

成長に伴って、手を入れる部分が格段に増えてくるので、

一本一本、大変であった。

最初は発見も多く、楽しいが、

何本も続くと、さすがにそこは仕事となってくる。

こうして振り返ると、

すべて終えるまでには、とても根気の要る作業であった。

しかしながら、

今年は手が入りましたと、自信をもって

言えるだけの出来栄えになったと思います。

 

作業後の休憩では、久しぶりに良く話せました。

良い時間でありました。

 

感謝。

 

 

 

作業日誌 2月15日

晴れ。     -1℃~10℃

北風強し。  15時26分、北北西10.4メートル毎秒 本年観測史上最大値を記録

 

・堆肥撒き (米ぬか混合)

 

・ブルーベリー剪定 (一般)

 

・ブルーベリー剪定 (農園)

 

冬のブルーベリー

今日は一番西側の

ティフブルーの剪定をやってもらった。

とても飲み込みが早く、

予習もしてきている。

こちらの話も少し聴いてくれるようになってきた。

帰りにはきちんと挨拶もしてくれた。

真面目にやってくれている。

元々感覚も良く、

気は回る人なのだと思う。

我流でよしとせぬよう注意しながら、

見守って行きたいと思う。

 

・柿の皮むき (昨日の続き) 

 

柿・粗皮削り → 柿・粗皮削り-2

このくらいまで削っておく。 これで一年、様子を観る。

 

風が強く、特に二時過ぎからは更に強まる。

当初風は様々な方角から吹いていたが、

次第に北風へと変わり、寒風となる。

仕事はなかなか捗らなかった。

今日は4本に留まる。

 

 

 

作業日誌 2月11日

晴れ。    -2℃~11℃

朝の冷え込み厳しいながらも、徐々にではあるが気温の上がりも感じられる様になって来ている。

 

 

平成27年度 利用者説明会 及び 契約の日

 

この日は農園利用者有志の方々、農協関係者様の温かいご協力を頂く中で、

粛々と、スムーズに日程を終える事が出来ました。

 

 

・AM9時~

会場準備

・AM10時~12時頃まで

受付

契約書記入・確認

区画抽選

会計

終了

 

事前の当選・落選の経過も含め、

今日は区画の抽選も行われ、

利用者様にとっては、正に悲喜こもごもの一日となりました。

 

・昼食・休憩

 

・PM2時~

受付 (新規の方)

契約書記入

区画抽選

会計

 

 

・園主による、体験農園「旬感倶楽部」の説明、オリエンテーション

 

 

 

 

資料を基に、

ハウス内での概要の説明の後、

午後の、ぬかるみのやわらいだ畑へ出てのオリエンテーションが

行われました。

 

 

 

作業日誌 2月9日

曇り    0℃~5℃

気温上がらず。


 

・柿 粗皮削り

 

・施肥準備続き、穴掘り


 

足洗い場

作業後、足を洗って戻りなさいと、桶に水を張り、準備してくれた。

忙しさの中の、心配りである。

こういう所が、園主の、園主らしさに思う。

めいっぱいに作業し、疲れている時に、

こうした事は面倒だけれども、

こうしてふと一歩立ち止まり、クッションを置く事が、

結局は自身を大切にする事になり、

心の平静、穏やかさを保つ事となる。

 

ひいては、そういう姿勢が、

農園全体の雰囲気にもつながっていくのである。

 

新たに園を開設した暁には、

この肝を、私は受け継いでいるものと思う。

 

 

 

作業日誌 1月29日

晴れ のち 曇り →雪となる    0℃~6℃

 

・マシン油 塗布

マシン油乳剤梅は開花が早いという事もあって、

皮むき作業が終わるのを待たずに

マシン油の塗布。

午前中、二時間ほどで

終わらせたとの事。

 

・梅の木の皮むき

梅の皮むき-6虫はこの様に幹の裏、表皮の裏側に居る。

そして潜伏、浸食進行する。

これは蟻系の虫による食害(シロアリ類)。

それを追って、食そうと、

クモが寄ってくる様だ。

 

梅の皮むき

芋虫状の様態。

何かの幼虫であると思われる。

この様にほとんど見分けのつかない形で、内部進行する。

卵から孵っているのである。



梅の皮むき-3 梅の皮むき-4

何の卵だろう。

ブルーベリーの木にも、こういった形でひっつき、

孵化をするものがある。

 

 

梅の皮むき-7

この木は、かなりやられてしまった。

繊維組織がスカスカに脆く、ほぐれてしまっており、

導管内部まで浸食進行してしまっている。

さらに放って置けば、枯死に至る可能性も出て来る。

 

梅の皮むき-5

この様に樹皮全体、背も腹もまんべんなく削り、凹凸を減らし

しっかり予防、対処しておく。

 

 

作業日誌 1月24,25日

晴れ。    -1℃~11℃ (25日)

秋第6回講習会 二日目、三日目

 

・粗皮削り (柿・梅)

柿の木・粗皮削り-2 柿の木・粗皮削り

粗皮削り(そひけずり)の為の新しい道具を購入してみた。

使用感はとても良好。

微妙な加減、刃の入れる角度で削り具合をコントロールできる。

今まで難儀であった箇所も、これならば

効率よく進めてもらう事ができる。

色々試してきたが、ようやく望むものに出会えた。

 

・秋 第6回講習会  (ブルーベリー剪定)

ブルーベリー・剪定講習会

皆さんと共に剪定作業。

果樹、剪定にも興味を持ってもらい、

より望ましい剪定をしてもらえる様

専心するのみ。

 

・区画の片付けとカルシウム剤の投入

冬の畑

昨日、今日で、ほとんどの区画の収穫・片付けが終わった。

あとは、これから堆肥の投入となる。

 

 

作業日誌 1月23日

晴れ。    3.6℃~12℃

北風強し。    午後4時16分、8.2メートル毎秒を記録

 

秋・第6回講習会初日

 

・講習会準備

・ハウス及びハウス周り

・ブルーベリー園 掃き掃除

・見本木剪定

 

・剪定講習会

園主とスタッフで利用者様を迎え、行った。

初日の今日は15名程の参加

 

・残りの時間、梅の木の皮むき

梅の木・粗皮削り-2

梅の木の皮は固く、

なかなか剥くのが難しい。

だが、これをやっておくと、

後にマシン油の染み込み、回り込みがとても良くなる。

図は幹の裏側の様子。

やはり虫がいた。

赤と黒の色をした、クモの様な節足系の虫だった。

全く同じ色構成を持つテントウ虫の類を暖かくなってくると良く見かけるが、

その幼虫かもしれない。 調べておこうと思う。

 

 

Oさんは、今日は作業自体が少しキツそうなのかなと思った。

ありきたりに思える単調な作業の中にも、

何とか自分なりの楽しさや、意味、意義を見出せれば良いのだが。

これからも見守って行こうと思う。